白野週報

Molière a du génie et Christian était beau.

連闘の日々

 近頃休みというものがほとんど取れなくて困る。先週の土曜日は辛うじて休みだったが、日曜日は仕事だったし、今日も仕事だった。忙しい時期というのはどの業種にもあるわけで仕方ないのだが、諸々の規制、自粛の緩和で移動が増えたのが堪える。明日も明後日も仕事なのでそろそろ目が回ってきた。もっとも、来週土曜から再来週の月曜にかけて三連休が確保できているのでマシであることには違いない。

 目が回るというのは比喩ではなく、最近よく目を回すようになった。内科にかかったところ耳鼻科に行くよう指示されたが、忙しくてまだいけていない。通院を先延ばしにすると大変な目に遭うし、場合によっては命取りになることはよく知っているはずなのだが、自分のこととなるとつい、自分を甘やかしてしまうところがある。

 これを書いているうちにもやはり目が回ってきた。毎週800字は書こうというつもりでブログをやっているが、あまり気分がよろしくないので今日はここでやめにする。『シラノ・ド・ベルジュラック』のクライマックスは致命傷を負いながら夜の帷の中恋文を朗誦するというシーンだったが、私にはそういった才はないのでご容赦いただきたい。