白野週報

Molière a du génie et Christian était beau.

急性胃炎

 生活に支障が出るほど腹部に違和感が出たので、消化器内科を受診したところ急性胃炎と診断された。最近は休みもなければ嫌な思いもするという生活だったのでストレス性だと思う。胃薬を二種類処方され服薬を初めて三日ほど経つが症状は少し良くなった。もっとも、これで症状が改善しなかった場合再度受診の上で胃カメラを飲まなければならないので良くなってもらわなければ困る。

 今度のことで、生まれて初めてCT検査を受けた。胸部エコーで心臓を見たことはあるので、今度で胃から小腸の方までをコンプリートした。いずれ脳も見ることになるのだろうか。CTは忌避感を感じる人が多いらしく、職場の偉い人も怖かったと言っていた。今回は腹部CTだったからなのかさして恐怖は感じなかった。こういう大がかりな検査をして急性胃炎一つしか見つからなかったのは担当医はじめ検査技師各位に申し訳がない気がする。そんな訳の分からないことで後ろめたさを感じたりしているから胃炎を発症するまでに至るのだろうか。

 診断当日はそのまま翌日までの絶食が申し渡され、大変につらかった。次の日が休みならよかったのだが自分が担当するプレゼンがある日だったので休むに休まれない。絶食してすぐさま通常の食事をするわけにもいかないのでスープと幼児向けの菓子パンだけで仕事に向かったところ、おかげさまでプレゼンの最中に卒倒しそうになった。病院に行くタイミングを誤ったと言うよりほかない。しかし先に述べた通り生活に支障をきたしていたので、どのみち通院しなければ胃痛で卒倒していたかもしれない。

 今日もうどんやおでんを食べて過ごす。おでんはあれで意外と油分が多いので、それを食べて平気なのでかなり改善しているのだろう。私は食べることが大好きなので、好きなものが食べられないというのはかなり辛い。一生好きなものを食べて死んでいくためには健康的に生活するしかないという月並みな結論が浮かぶばかりである。